2010.9.16「政治について考える」2010年9月16日大川隆法総裁ご法話「政治について考える」のメモ民主党の代表選は、大差で菅が小沢に勝った。 現職有利は動かなかった。 全体的には常識的なライン。 これで方向性は見えてきた。 しばらく解散はない。 民主党政権を一日でも長くもたせる。 小沢も大連立を組むより、菅の降板を待つ。 息をひそめるというのが、現時点での予想。 「幹事長をやめて9月14日までに禊が終わった」というのはムリ。 国会議員票が半々。頑張ったというのが感想。 小沢の守護霊は音信不通。 (注・9月8日発刊の「小沢一郎の本心に迫る 守護霊リーディング」で、 小沢の守護霊が饒舌にしゃべり、代表選のPRをしていった ) 忙しいのではないか。 出掛けに、坂本龍馬(の霊)が来て、 『「小沢の信仰心が高まるだろう」と一言言っておけ』と言ってきた。 小沢は初めて負けた。 菅ならお遍路するところ。 頭を丸めたい心境になってくるので、信仰心は深まるかもしれない。 代表選のあいさつを聞いていたが、 小沢はうちの本を読んでいる形跡があちこちに感じられた。 特に外交。 1に日米、2に日韓、3に日中韓の三国関係。 「中国寄り」と見られていた人なので、 考え方を変えたのだろうと感じられた。 官僚依存、官僚を使えない政治家が問題になっているが、 田中角栄型の政治を指導するつもりであった。 菅は外交に関して、何も触れなかった。 明確な方針を出さなかったのが気になる。 景気対策も何も言わず、雇用、雇用。 全体的に社会主義的。 印象に残ったのは、50の職業をズラーッと言った。 ヒトラーは中産階級を基礎としていた。 その当たりに目線を合わせている。 表面は、社会民主主義的に見せながら、社会主義。 社会主義と官僚制は合う。 社会主義政策は、計画経済・中央統制。 表面的には、脱官僚。 新・経済成長戦略。 別のところでバラマキを始めないか、財政再建と言いながらも疲弊させないか、 注視する必要がある。 何よりも気にかかるのは、 外交政策を逃げているということ。 アメリカは、「菅の方がアメリカ寄り」と見ているが・・・。 最近では尖閣諸島問題。 漁船も本当の漁船かどうかわからない。 海上保安庁は、国土交通省の管轄。 覆面漁船で武器をたくさん持っているかもしれない。 中国側は高飛車な態度。 一応「権利を行使した」という点では、 菅政権は変わってきた。 権利を持っていても、それを主張しなければいけない。 「遺憾である」をすぐ言った。 未明に中国大使を呼びつけたことにも。 変わってきた。 社会党の村山政権のとき、 天皇制を認め、国歌国旗を認め、 社会党はなくなってしまった。 逆の意味からすると、 「政権につくことによって保守化する」という見方もある。 楽観的ではあるが。 地方分権。 本音では交付を減らしたい。 国家解体論者が、国を経営したらどうなるか。 菅のスタンスは参加型民主主義。 村の寄り合い的な運営が、近代国家でできるかどうか。 裁判所の陪審員制度と同じところ。 抱き込み主義。 多様な価値を持っているものを抱き込んでいく政治手法。 自分の主義をはっきりしない。コーポラティズム。 これと、参加型民主主義とあわせていくのは、ポリアーキー。 東大の篠原一(しのはらはじめ)がよく教えていた。 菅は東工大だったが、篠原教授に教えてもらっていた。 私も篠原教授の弟子だが、結論は違う。 篠原教授は丸山ワクチンを広めていた。 以前、厚生労働省に対して、菅が動いてくれた。 参加型民主主義は理想に見えるが、 統治の側に立つと厳しい。 薬害エイズ問題では真骨頂だったが、 国全体は厳しい。 マクロの見方ができないと、厳しい。 寄り集まりで決められるかどうか。 有識者、専門家が必要。 特にこれから、成長戦略、雇用の創出、 どの程度の知識経験をお持ちなのかどうか、見なければならない。 円高は日銀が原因。 通貨の発行総量を増やさなかった。 私は1~2年前に「30兆円出しなさい」 (注・月刊「ザ・リバティ」2009年4月号「30兆円」の銀行紙幣を発行を) と言っていた。 遅まきながら、20兆+10兆の貸し出し枠をつくってきた。 ちょっと遅すぎる。 やるべきときにバサッとやらないと意味がない。 もうちょっと出さなければならない。 経験がないのだとは思うが、 インフレファイターとしての日銀にデフレファイターを教えなければならない。 インフレターゲットを教えなければならない。 経済成長したければ、 緩やかなインフレターゲットをつくらなければならない。 通貨も出さなければならない。 菅でも小沢でも、結局同じことをするだろうと思って見ていた。 減税と財政出動。 菅は小出しにするので効き目は薄い。立ち上がりは遅い。 財政再建と景気拡大は一緒にはできない。 アメリカは減税。 財政再建すると不況になるので、減税する。 一番金利の低い円に(0.1%)マネーが集まっている。 元本リスクを怖れている。 テレビは、「菅氏の財政再建が買われて、円高が進んでいる」と言っているが、 まったくそうではない。関係がない。 オバマミクス(注・オバマ政権の経済政策)が狂ってきているのと、ユーロが信用なくなっている。 元に逃げていないということをよく考える必要がある。 投資家の共通心理は、「北京オリンピック・上海万博後のバブル崩壊」と見ている。 空きビル・空きマンションが増えている。 景気の後退側面で有効な手を打てるか。 中国は経験がない。 住民の不満がたまっている。格差、政府の災害対策、その他。 一つの危機は近い。 だから、世界の通貨が元に向かっていかないでいる。 尖閣諸島を見て、 「有事に強い円」になろうとしている。 アジアの危機が高まっている。 社会党が崩壊したような現象が起こるかもしれない。 「統治の学」を学ばねばならなくなる。 考えられること。 円高と雇用が主要テーマ。 円高そのものの基調は変わらない。 将来的には、1ドル50円の方向に向かっている。 政策担当者は、1ドル70円で生き延びれる方法を考えなければならない。 必ず乗り越えられる。 日本の輸出は、GDPの15%。 輸出立国ではない。 日本の原産品は、鳴門のわかめなど、地方の特産品しかない。(注・大川総裁は徳島出身)。 トヨタが自動車をつくるのにも、鉄板はオーストラリアなどから買っている。 鉄板代金が下がれば、差額は調整される。 最終的に帳尻は合うので、それほど大きく心配する必要はない。 1ドル50円の世界では、 日米のイコールパートナーに本当になってくる。 円高が進んだら、経済的に接近してくる。 総理大臣・財務省・日銀の言っていることは反対のこと。 実体経済を知らない。 円高は続く。 財政出動、減税は必要。 資産価値は上がる。 ユニクロは、ピークを過ぎて下がってくる。 百貨店の高級品が復活してくる。 高額のものから回復する。 高級店、高付加価値のものから回復する。 菅と関係なく、円高消費好況がやってくるのが予想される。 無能であればあるほど、 何もしないのであれば、景気がよくなる。 何も判断できないというのはいいこと。 円が強くなるということは、「世界通貨への道」なので悪いことではない。 雇用。 昨日、日教組60年史のビデオを観ていた。 菅が言っていることと、日教組が言っていることは同じ。 競争して伸ばすのは嫌い。 教育の内容は、学校内暴力、非行が増えてきている。 少人数学級というのは、倒産会社が従業員を増やしている。 日教組は憲法改正反対。 中国・北朝鮮に優しすぎる。 日教組も保守回帰させないといけない。 免許がなくても、社会人経験がある人を雇った方がよい。 その方が、子どもに起業家精神を教えられる。 教育学部じゃなくても教員になれるように。 教育の面も含めて、現政権を保守回帰させる方向に。 自民党の麻生政権の時に、「石原伸晃さん・小池百合子さんの登用」を進言したが、 麻生さんは後継者をつくらなかった。 長くやるつもりだった。 2年遅れてやっているが、すぐに政権奪取はできない。 幸福実現党にとっては、戦力を整える準備が取れる。 言ったとおりになってきているので、世間の目はごまかせない。 別のスタイルで中国脅威論を変えようとしている。 言論にも一定の力がある。 できれば、小沢が信仰心を高められて、 自民と保守の方向へ。 アジアの戦争を未然に防ぐ。 解散が遠のいたので、関西校が滞りなく建つ。 預言者の霊は、危機的なことも言っているので、 (注・エドガー・ケイシー、ジーン・ディクソン、ヨハネ) そちらが当たるかもしれない。 意外に、Be Positiveに戻せるかなと思っている。 中国にも、景気が後退して、反省してほしい。 空母をつくるお金がなくなってほしい。 それどころではないだろうがと。 グラスノスチ、情報公開、言論の自由、思想の自由、信教の自由をしないと、 資本主義の世界には入ってこられない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あくまでもメモなので、聞き間違い、聞き逃しがあると思われます。 ぜひ、ご自分でお確かめになってください。 ジャンル別一覧
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